多くの会員制サイトと違い、このサイトは個人によって運営されています。
完全個人開発のソフトのため、ユーザーの細かいフィードバックを取り入れ、宣伝用の派手さより実際のおもしろさ、使いやすさにこだわった開発がなされています。
多くのユーザーさんに支持されている理由は、使ってみればおわかりいただけると思います。
個人サイトであるため、会員の皆様の個人情報については完全一元管理ができています。またデータはセキュリティのしっかりした商用ホスティングサービスを利用しています。そのため、通常の企業の運営サイトとまったく遜色のないレベルの個人情報保護ができます。
クレジットカード情報はアメリカ最大のネット決済のpaypal社のみが扱います。こちらにはカード情報は来ません。決済ページはSSLで暗号化され、カード情報は厳重に管理されていますので安心です。
ベクターのサイトにバージョン1を公開したのは2004年春です。スロットマンもなく、今現在と比べるとかなりシンプルなソフトでしたが、タイピングゲームとしてはかなり独創的だったため、多くの雑誌で紹介されました。
それ以来、時間を見つけてこつこつと開発を繰り返してきた結果が今のバージョンです。
現在、回転寿司が関係してくるタイピングゲームは数多くありますが、最初にこのアイデアを発表したのは【回転寿司タイプ職人】です。2004年辺りの記事を検索すればおわかりになると思います。
はるか昔、タイピストという職業の全盛期がありました。それは主に、人が話すのをタイプしていくのが仕事で、もちろんかなりのタイピング速度が求められました。通信がアナログだった時代のはなしです。
現在ではそれほど高速なタイピングが必要な場面は少なくなりましたが、メールやテキストチャットの機会が増える今、タイピングが速いにこしたことはありません。高速でのタイピングは時間が節約できるだけでなく、自分の瞬時の考えを容易に文章化することにより生産性・創造性に大きな助けとなります。
人によってタイピングで使う脳の方略は違ってきますが、多くの場合、音響記憶ループが活躍します。ゲームをしながら、いつのまにかタイピング単語を音読している人はまさに音響ループ派です。視覚から入った文字情報(後頭葉)を大脳がまず概念認識し(前頭葉)、それを音声変換し(側頭葉)、その音をキーボード配列の記憶から読み出して座標変換したものを、指を動かす運動野(頭頂葉)に伝えます。結局タイピングという行為は脳全体を使います。繰り返しの多い日常で偏りがちな脳をストレスなく健康に保つには有効なエクササイズとなります(使用法によっては逆にストレスが増加しますので注意)。
回転寿司タイプ職人では、タイピング単語の選択肢が最大で15個(3人ともフル注文状態)で、かつ次に流す皿の色や、スロットマンの状態も考慮しながらタイピングすることが求められます。かなり認知的負荷(作業記憶リソース)の高い状態でタイピングすることになります。この行為は使用者の知能と大きく関係してきます。
このソフトはもともと大学の研究室で使われた多元知能の測定用ソフトをベースに開発されました。認知的負荷をコントロールしてタイピングタスクをするわけですが、複数の知能尺度と強い相関が確認されています。現在のバージョンの回転寿司タイプ職人はかなりタスクが増えていますが、基本的にはこのソフトで高得点を取る人は知能も高い傾向にあるといえるでしょう(もちろん十分な練習後の話です)。
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